健康な髪が育つのを助けてくれる育毛剤ですが、似た役割をする養毛剤や発毛剤などもあります。
「どれを使っても同じでしょ?」と思ったら大間違い!
育毛剤、発毛剤、養毛剤のそれぞれに目的や効果に違いがあることをご存知ですか?
どれだけ毎日コツコツ使っていても、自分の悩みに合ったものを使わなければ思っている効果が得られないので要注意です。
育毛剤・発毛剤・養毛剤の違いを知って正しく使おう!
◆育毛剤
育毛剤はその名のとうり髪を育てるものですが、どちらかと言えば「現在生えている髪をより元気な髪にする」目的で作られていています。
有効成分が頭皮の血行を促進して栄養補給をスムーズにし、さらに炎症や乾燥を防ぎ頭皮環境を整えることで抜け毛予防や健康的な髪が育つのを助けます。
有効成分がおだやかに作用する「医薬部外品」に分類されています。
◆発毛剤
発毛剤は今生えている髪を育てる育毛剤とは違い、「生えにくくなった髪を生やす」目的で作られています。
有効成分が髪を作り出す毛母細胞に直接働きかけることで活性化し、生えにくくなった髪の新たな発毛を促進させます。
化粧品や医薬部外品より効き目が強いとされる「医薬品」に分類されています。
◆養毛剤
養毛剤は新たな髪を生やしたり育てるというものではなく、「髪を保護する」目的で作られています。
頭皮に潤いを与えて栄養を補給させることで、乾燥や栄養不足による抜け毛を改善します。
医薬品や医薬部外品よりも緩やかに作用する「化粧品」に分類されています。
髪には休止期・成長期・退行期の3つの周期からなるヘアサイクルがあり、それぞれの効果を実感するまでに一般的には3ヶ月~半年ほどかかります。
健康的な髪を育てるためには気長にコツコツと続けることが必要です。